参加者投稿

照明WS・感想

森田オフィス・イッセー尾形・らの皆様

15、16日と大変お世話になりました。とても楽しいWSでした。感謝の気持ちと感想を申し上げたく、メールにて送らせて戴きました。ありがとうございました、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!

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15、16日と二日間に渡り照明WSを受けた。初日、イッセー尾形・らの照明を体験したい、今後関わってゆきたいという人々30余名がクエストホールに集まった。

応募要項通り、照明経験ありますという人はいないように感じた。見た目で判ることではないのだが..。場内の印象としては20代後半から30代半ばの参加者が多く、会話が少ない上により落ち着いた空気があった。

服装はそれぞれ意識してきたかのように、白・黒・グレイが圧倒的で自分の水色ワンピースに白いサンダルというあまりにも無意識なカッコにやや「しまった」と危機に感じていると、清子さんが話始めていた。とてもチャーミングな人だ。

参加者は会場に着くなり、お茶や菓子でもてなされたのだが、清子さん「ドラヤキ(とても大きい)一人一個はノルマだ!」(参加者取りに行ったり行かなかったりする。)・・「ここでの気配りで合否が決まるわよ!」・「うちは四国四県言えるやつは落ちる!」、その一言々々が面白く場が和むのだ。そんなところも私にはたまらなく魅力で、経験無くおっかないながも照明WSを受てみようと思 う、理由の一つである。

照明WSの担当はフトシくん。気のいい感じの人だ。清子さん曰く、フトシさんが照明を担当してからイッセーさんの芝居空間に詩的なものが加わったらしい..。

そして、大人数を周りで補佐してしださったのが森田さんを始め森田オフィス、ホールの方々 。

この日のスケジュールは、最初にイッセーさんの芝居に使う照明数種類の説明と、その後すぐに各明かりをチェックして二人一組でシーンを作るものだった。

これがとてつもなく大変な試しみとる。明かりをチェックする時は自分なりに色・濃度・陰の出方・あたり方・どんな場で使えるか等気にしいしい見ていたつもりでいたが、いざ選びあててみるとなんだか分からない味わいようの無い明かりになってしまった。センスが私にあったのならきっともうこの仕事にめぐり逢えていただろう..。ダメな照明にダメ出し食らい、私と相方の男性は苦笑い。

その後、いろんなペアの明かりを見てゆく内にあてる決め事・ルートが見えてきたような。森田さん曰く「俺も照明の事詳しくないけど..、三つあったら、一つのメインに後の二つの明かりでどう活かすのかを考える。」 なるぼどなぁ。この辺りから参加者の照明に対する興味はより高まっているように感じた。『好きだから作る、常に面白いものを求める。必要だとは後付けで思わせればいい。・・専門的に詳しく学んでから作る明かりよりも、分からないうちから作る明かりに面白いものや感動があるし、味わい深い想像膨らませる力がある。』

二日目、今日は前日から習い、作業もあるということで場をちゃんと意識し動ける服と靴で参加!前半は二人芝居用の照明に吊り替える。三人一組になり各持ち場を吊る。壊さないようにと緊張身体に走らせながらも、丁寧に教えて頂きとても勉強になる。こんなに楽しくもちゃんと教わるのは学生時の社会科見学以来だろう。やや童心に戻る。

午後は現実的に明かり作りに戻る。今回は実際に二人芝居のシーンを用い、面白い明かりができたら本番採用というテンション上がる内容だ。用いるシーン設定は‘懇親旅行・宴会前、同部屋で待つ親しくない二人’、‘宴会の席・挨拶’、‘宴会後部屋酔っぱらいのケンカ’、‘キャバレー芸人二人の出待ち’、‘芸人舞台上へ’、‘金融会社・社長と部長’の風景、どれも話を聞いてるだけで面白く本気でいい明かりを作りたいと思う。

ここも三人一組で作ることになる。組で話をしていると一日体験しただけで個々に考えが生まれてくる。こうゆう時に他人と意見を交わすのは楽しい。自分が見落としていた部分を拾って貰ったり、お互いの意見が合わさったことで形になるプランであったり。とても刺激的だ。

発表が始まると明らかにシーンを任された事で意思に輪郭が感じられるようだった。組んだプランを元に始めにイメージしたものにするため調節してゆく。‘OK’のでる組はあまりなかったが、それぞれの失敗に学びがあった。

『明るさが邪魔にならない照明、お客の集中力を呼ぶ照明』..今回WSを受けたことで、手作りである事の魅力、可能性を実感できたことを幸せに感じた。

この二日間、お世話になったスタッフの皆さん・参加者の皆さんに感謝。今後に続く交流であることを願って、ありがとうございました!

ワークショップ日記二日目

昨日のなんとも言えない気分を楽しみに変えながらクエスト入り。実際に照明を吊る作業がかなりのおおざっぱ人間の私にも出来たことにまずは安心した。

グループでの場面照明はちょっと考えすぎたところもあったが、4人で話し合ってるのがなんとも面白かった。また自分の指示で照明が変わっていくことが何ともおもしろいと思えてきていた。

すっかり二日目は楽しんでしまった。

そして、応募のメールで「静岡でなかなか仕事が忙しくて手伝いができないけどワークショップは参加して良いでしょうか?」などとひかえめなメールを出しておきながら、しっかりと個人面接を受け、「ぜひ静岡公演をやりたい」と言っていた。応募したときは静岡で出来ることなどあるのかなあという思いもあり私参加して良いんだろうかと思っていたのだけれど、いざ参加したらどんな形でも関わらせて欲しいと自然に思ってしまった。きっと面白いことがあるに違いないと思ってしまった。

森田オフィス作戦(勝手に作戦だと思っている)に一日目でハマり、二日目には見事にちゃっかり自分にも出来る気になってしまった。しかも明日仕事だから早く帰らなくちゃなんて思いながら打ち上げにまで参加し、楽しんでいるうち気がつけば最終前。そして新幹線の中では静岡県内の会館を思い出し、キャパどのくらいだったかなあなどと考える始末。すっかりやる気になっている。

このワークショップの二日間で不思議と自信がついた。何の自信なのかはよくわからないし、その自信は単なる私の思いこみに過ぎないかもしれないけど、そう思いこめたことはかなり貴重だと思った。

8月15日(月)

照明ワークショップ初日。どんなことをするのかすら分からなかった。照明に少しでも興味があったわけでもない。何か知識をもっていたわけでもない。芝居をよく観るわけでもない。「経験無い人歓迎」という言葉にひかれてつい来てしまったというのが正直なところだ。

ワークショップが始まる。舞台の上手、下手がどっちなのかすら知らなかった。照明についてしばらく説明を受けたあと、2人一組になって3つのとうたい(?)を使って、イメージした場面を作ってみる。40個弱の照明の光の当たり方をひととおり見た後で、僕らは「暑い真夏の日の木陰」という場面に決めて、3つの照明で組み立てる。でも、どの照明がどんな感じであたっていたか覚えていない。とにかく3つをなんとか決めて、照明をつけてもらう。やっぱり自分たちが想像していたようには出来上がらなかった。

もう一度ひととおり照明を見せてもらって、再度挑戦。今度は、メインになる日の光を表す照明をどれにするかを考えながら、照明のあたりかたを見る。木陰っぽい照明があった。それをメインにして3つの照明を決める。今度はどうなるかドキドキしながら、ひとつひとつ照明をつけてもらう。思ったほど日の光と木陰がはっきりと出なかった。

 最後は、みんなで出し合った場面の中から、一つ選んで照明を組み立ててみる。今度は照明はいくつでも使ってよい。と言われても、3つでもうまくいかないんだから、それ以上使うのはやめておこう。僕らは、「公衆電話の中」を選んで、作ってみる。光で照らされた公衆電話と、その周りのぼんやりとした暗がりというように考えれば作りやすいのではないか。そんな考えで組み立ててみたけれど、光の加減によってイメージとはかなりかけ離れてしまうし、他の照明とのバランスも難しい。でも、少しはイメージに近づけたような気がした。

 僕らは結局3回ともダメとは言われなかったけど、どこがうまくいったのか、ダメと言われたチームはどこがダメなのか、正直あまり分からなかった。僕らがうまくいったのは、パートナーのおかげだと思うけれど、こんなことでいいのだろうか。と思いながらも、今日は緊張感があって、あっという間に終わってしまった。あしたもがんばろう。

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8月16日(火)

ワークショップ2日目。今日は、実際の二人芝居で使われる照明の設計図にそって、照明を取り付けてみる。「つりこみ」という作業。昨日初めて聞いた言葉だ。設計図があると言っても、どのあたりに取り付けるのか。照明の角度は後で調整するとは聞いていた。ただ、後で調整可能なように、コードがひっかからないようにしたり、コンセントの位置には気をつけるのだと言う。僕らのグループは、隣あった3つの照明を近づけすぎて、動かすとぶつかりあってしまうことが分かった。これでは元も子もない。自分は照明の上下を逆にしてしまっていた。昨日から照明を目にしているのに、このとき初めて上下対照ではないことに気がついた。

その後、二人芝居の場面の説明を聞き、自分が作りたいと思う場面を選んで、グループになり、昨日のように照明を組み立ててみる。自分は、「懇親旅行会の旅館の部屋」を選び、4人のグループとなる。時間の設定は夕方ということで、この場面を選んだ。夕方の太陽というイメージぐらいしか思い浮かばなかった。イメージ力が貧困だ。

みんなでイメージを考えながら、どの照明を使えばよいか考える。他のメンバーは、何番の照明がどのあたりを照らすか、何番は何色かといったことがある程度つかめている。自分はさっぱり分かっていない。一度ひととおり全ての照明を順番につけてもらった後、もう一度みんなで考える。時間切れ。本当に荒いプランしか出来上がっていない。あとは現場での修正に期待を寄せる。僕らのグループは、ほぼ最後の順番だったので、他のグループの組み立てを見ながら、その場で更に修正する。そんな順番の利に助けられて、僕らのグループは照明を3つだけ使って、なんとか夕方の旅館の部屋のイメージにまとまったような気がした。

昨日、今日と2日間のワークショップが終わった。短い時間ではあったが、本当に自分に刺激のある、緊張感のある時間だった。もともと照明に興味があったわけでは無い。それはワークショップが終わった後も、あまり変わらない。照明という仕事にはセンスが必要で、簡単なことじゃないということを強く感じただけかもしれない。それでも、つい来てしまって本当によかったと思う。普段の生活の中では全くあり得ない、自分にとっては、意味のある時間だった。

森田オフィス スタッフの皆様、照明ワークショップショップに参加いたしま
した遠藤です。今回は、非常に貴重な体験させていただき本当にありがとうございました。簡単ですが感想を日記風に書いてみました。へたくそな文書ですみません。

1日目:8月15日

12時半頃会場の原宿クエストへ、エレベータのところをちょっと離れて見
てみる。『ん〜、誰も入っていかないな』正直に言って、どんな人が来るかすごく不安だった。みんな若い人だけとか、初心者なのは僕だけかも、等々。

開始10分前に会場の3階に。受付をするときに名簿を見ると自分と同じくらいの年齢の人がいる。これでちょっと安心。ロビーのようなところに20人くらいの人がいる。正面にDVDの映像で見た人が座っていた。周りを見るとやっぱり若い人が多い、でもまあ何となくアットホームな雰囲気。どら焼きと飲物があったせいか?

始まるとまず、このワークショップのコンセプト説明。その後すぐにホールに
入って、ふとしさんがライトの種類の説明。以外だったのはライトの種類が4種類ぐらいしかなく、ほとんどの舞台照明を2種類あれば何とかできる、とのこと。実際にイッセーさんの舞台を見ていると、ライトにより色々な効果をつけているので、もっと色々な種類があるのかと思っていた。

色も濃い・薄いを合わせても6種類ぐらいしか使っていない。『初心者向けに種類とか押さえてるのかな?』とちょっと思う。

お題1:『じゃちょっとシーンを作って!』

突然僕らの座っている後ろから声がする、これもDVDで見た森田雄三さん。声
が大きくてびっくり。二人一組になってシーンを決めて照明を使って表現して見ろ、と言ってる。

『え〜!』というのが正直な感想。よくわかんない?

そうはいってもやってみるしかない。照明の位置がどこを照らすのか、等、図面を見ながら確認していく。位置が違っても同じような位置を照らしているのが結構あるな?

女性の参加者と2人一組になりシーンを考え、『夜明けの町』にする。薄暗くしたいので、両方から舞台真ん中に当たるブルーのライトを使うこと、夜明けなのでアップと前面からは白いライトを当てる。これで舞台後ろが青く人の周りが明るくなると思う。他の人がやってるのを見ていると、色々なライトの当て方があるのに気がつく。僕らの順番が来たので打ち合わせたとおりライティングしてもらうと・・・

『舞台が明るすぎ、青のライトが意味無いよ!』雄三さんからNG。

『あれれ、何でかな〜?』、原因がよくわからない。その後、他の人たちのを見ていると気づく点があった。薄暗くするのはバックの白いボードで表現すればいい。そして光の反射というか、舞台が白いので前から足下を照らすライトを入れても、人にライトが当たって弱く表情などが見えるようになる。同じところを照らしていると思ったライトも、陰の出る位置とかが違うのでそれでシーンを表現するって事なんだ、等々。

更に、光の元を考えること、白い光も弱くするとオレンジになることを利用して夕焼けのようにすることが出来る、等を教えられた。色を少なくしていた訳じゃなかったのか、とこれもびっくり。

お題2:『シーンを決めるので、それを表現して』

今回は『ビルの谷間』にする。ビルの谷間にいる人と言うことで、イッセーさんの『ヘイ!タクシー』の最後みたい。

バックに青を当てる。暗さを表現できる、はず。バックから白ライトを当てる。これで後ろが青いままで人が浮かび上がる、はず。舞台前半をしろライトで照らす。この光がビルとの際を表現してくれる、はず。

実際にやってみると、最初はまた青が目立たない。そこで、舞台前半を照らすライトを弱くする。これで、良い感じになった。雄三さんからも『良い感じじゃない』と言われて、少しうれしい。

このとき言われたことで、海岸と言えば真っ昼間、ビルの谷間と言えば夜、と言うように直感的に思うものがあると言うこと。なるほど、そう言われればそうだな。

その後ライトのはずし方、を聞いて一日目は終わり。

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2日目:8月16日
昨日の続きでライトをはずして、新たな2人舞台用に付け替える。ライトを
はずすのをやってみると、以外と簡単にはずせる、それに思ったよりもライトが軽い。もっと重たいものだと思っていた。

今度はつけてみる、隣のグループがつけているのを見ていると、電源の取り方など色々気がつく。自分たちでやってみると、まあまあうまく出来たと思っていたら『つったときの事を考えると、この位置(Aー4)ではほとんど真下を向くようななるんです』

なるほど、確かに完成したグループのと比べると低い位置では荘艪ノ向かせてしまっていた。ライトを取り付けると、いったんロビーへ。そこで・・・

お題3:『今度の舞台の照明を考えて』

シーンは
『懇親旅行』
『キャバレーの芸人』
『金融会社』

今度は3人一組。金融会社を考える。どうも意見がまとまらない。どんな感じにしたいのかは出るものの、具体的にどうすればいいのかがわからない。考えている間に、照明のセッティングがおわり、実際につけてみる。これで何となく光の場所はわかった。でも、肝心の照明の方針が決まらない。

夕方の金融会社なので、下手側からオレンジの光を当てる。バックで夕焼け風になる、はず。室内なので上からライトを当てる。蛍光灯代わりになる、はず。二人しかいないので前面中央から人を照らす。二人だけの状態を強調できる、はず。かろうじてこれだけを決めたところで、順番になる。

実際にやってみると舞台全体が明るくなる。雄三さんから言われる
『水彩画で黒を使いすぎたようなもの』

どうも、白い光は難しい。予想以上に明るくなる、特に周りが黒いせいか???他フグループでも色々苦労している。どうも極端な光は使わない方が良いらしい。雄三さんから『舞台の照明は明るくない方が良い、必要なときだけ当ててやればいい。』

それで納得。明るくすることだけ考えると、すぐに白い光を当てればいいと思ったが、それは太陽の光を想像していた思う。舞台というのはやっぱり違うんだなぁ・・・

最後に雄三さんから挨拶があり、その中で『体験したことに感動してほしい』、と言ってた。これにて一通り終了。

本当に参加してみて、本当に面白かったし、なかなか出来ない良い経験だった。家に帰ったらもう一度DVD見直してみよう、ライティングに注意して。